いろんなご依頼がある中で、やはり一番多いのはお誕生日ケーキです。
ショートケーキが圧倒的に多いですね。
ご家族向けですと、お母様へのケーキもあります。
なんとなくですが、個人的には身が引き締まります。
というのは、味覚や仕上げに敏感なイメージがあるのです。
現代において料理の分担は、男女とも近い割合になっていたとはいえ、以前は、食の担当はお母さん、ママが多いと思います。
しかも、ただ食べるのではなく、美味しいもの、安全なもの、栄養があって体に良いもの、それらを選別してから、お子様に提供する過程を踏むことが多いと思っています。
すると、舌は敏感になりますし、食べることへの感性は磨かれている皆様だと思っています。デパ地下なんかはお母様世代の舌を唸らせるかがポイントになりますし。
だから、ケーキをお作りするときは、緊張感があります。
今まで食べた事ないもの、という観点と、今まで食べたものよりも美味しい、とも言われたい。飾り付けや色合い、まだまだ技術は磨かないといけないのですが、出来る限りのことはしたいと思うのです。
作っているときに楽しいのは、喜んでくれる姿をイメージしながら作るのが楽しいです。みんなが笑顔になってくれればと思うと、自分もお友達を超え、親戚、もしくは家族の一員になった気がしています。
私自身、母親には育ててもらって頭が上がらないので、感情移入しちゃうといっそう集中力が増すのかもしれません。
もうすぐ母の日ですね。今年は皆様は何をGIFT するのでしょう。素敵な1日になりますように。
写真は、先日お母さま向けの誕生日ケーキです。ハートのクリームで囲んだ3種類の異なるいちごを乗せたショートケーキです。
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