先日、長野県松本市で、ALPS CITY FORUMとALPS CITY MARKETに参加させて頂き、家に帰るとシャインマスカットが届いてました!驚き。
そのシャインマスカットを使ってスイーツを作り、また松本まで届けた循環スイーツのお話です。

まず、なんでシャインマスカットを頂けたかということですが、同じ会社のお友達が送ってくれました。その方は長野県小布施でご自宅が農家でシャインマスカットを栽培されています。
そのお友達を、長野県のイベントであるALPS CITY FORUMにお誘いしてたところ、用事があって来れなかったから、という事で私に贈って下さったのです。
しかも、4房も!いくらするんだろう…
そこで感じたのはギフト経済ってこれだ!と思いました。
今回のイベントはみなで持ち寄るので、移動、宿泊、スイーツの準備は自分で行いました。コスト的には負担した形になります。点でみればです。ここがポイント。
ただイベントの中で、応援してくださった方に投げ銭(投げALPSCITYPAY)を頂き、お金の価値に換算すれば、少し負担が軽減された形になります。
ただ、もともと、回収が前提ではなく、儲かる儲からないで参加を決めたわけではありません。単純に楽しそうだから、みんなに会えるから、決めたこと。
点で見れば、お財布の中身が少し減った形になります。でも、家に帰ってきたらシャインマスカットが届く。物として、お金に換算すれば出した分以上戻ってきた感覚になります。
そうすると、西山の人柄やキャラクター、日頃の行いを褒めて頂けることもあります。それは否定しません笑。(嘘です。たまたまです。これも実は大事)
ただ自分は、自惚れたりはしません。コミュニティの力だと思います。それは会社でも同じ人間、同じような行動をしているつもりでも、このようなわかりやすいGIFT は起きていない。潜在的にはあると思うのですが。私が思うに、会社は役割や分断のタイミングが多いのです。目的、意味、メリットなどがないと動きにくい。ここはもう少し掘り下げたいと思っています。
少しまとめると、
ー 法定通貨(交通費、宿泊費)
+ 地域通貨(投げALPS CITY PAY)
+ 物々交換(シャインマスカット)※私はまだ交換はしてないですが。
あるタイミングの「点」で見れば、こうなります。ただ+であることは何となくよいことのように見えますが、それを目標にしていたわけではありません。
また、いやいや結局お金は財布から減ってるんでしょ、というお金大好きな方もいると思います。
あくまで数字的に換算した「点」の評価で、私が体感しているのはもっといいことなのです。
それは楽しかった思い出ができたこと。
そして、また会いたいと思う人に会えたこと。
文字や数字に表せない「体験」。これは計算してもできることではないのです。
シャインマスカットも欲しいと言ったわけではなく、こうすればもらえるとかいうHowtoも
再現性はないのです。
こういう一つ一つの楽しいことが連続で起きている。点でも線でも面でも表現できないような空気のような流れ。これはその時しか体験できなアートのなものだと思いました。
そして、そのシャインマスカットを自分だけが食べるのではなく、スイーツにしてみんなに食べてもらう。そうすると、さらに共感が複利的に広がる感覚になるのです。
実際に、翌週、eumo通貨デザインコースの合宿が松本であり、そこにスイーツを持っていったら、みなさんからeumoやALPS CITYPAYも頂いてます。
そこでも当然、宿泊費や移動費もかかってます。でも、とても勉強になったり、また私に相談したいというひとも現れたり、その体験が楽しいのです。
そして私は普通に生きてます。お金の増減はあったかもしれない。
本業があって副業があるからこそ出来るかもしれないですが、点でみた時の数字のマイナスなんで、感覚的にはプラスなので気にならない。
法定通貨、地域通貨、物々交換
これが3割ずつぐらいが良い、とeumoの新井さんはおっしゃってました。
今回のシャインマスカットタルトはその3割を表現できている気がします。
循環は体感するものだと思います。点でみて評価してもいいが、再現性はなく、1回きりなので、そこが面白いところ。もう二度と2022年のシャインマスカットスイーツを2022年の通貨合宿で食べられることはありません!
そして、まだやることがあります。シャインマスカットを頂いたお友達に、スイーツのGIFT を小布施に届けなくてはいけません笑。また、楽しみが増えていきます。
ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
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