読書会の仲間にスイーツのGIFTをお届けしたい、という連絡を頂きました。
ご連絡頂いたきよまーさんは初対面の方でしたが、Facebook上では繋がっていて、なぜかすでに会ったことがある感覚の方でした。
最初は、メッセンジャーでメッセージを交換して、どのようなケーキをご希望でしょうか?…くらいを書きかけたくらいに、今回の読書会に対する想い溢れるメッセージを頂きました。
これは、ステキなことが起きそうな予感がしました。
私の活動や値段のないケーキ、「コミュニティ・スイーツ」のことも興味を持って頂いてました。とても嬉しかったし、同時にハードルが上がってしまい、不安にもなるくらいでした。
一度、オンラインでお話ししましょう、という流れになり、結果的に、これがとても良かったです。
お届け先は、国分寺にある胡桃堂珈琲店。噂には聞いたことがあり、「ゆっくり、いそげ」の影山さん、地域通貨のぶんじ、と断片的に聞いていて、行ってみたかった所でした。
やはりスイーツはステキなところに私を連れていってくれる。
読書会のメンバーは、基本オンラインで交流していて、その日が初めてリアルで会う日でした。そんな大切な日のサプライズギフトとして、私のスイーツを選んでくれて、とっても嬉しかったです。
コミュニティ・スイーツを提案する際には、コミュニティの中心人物、いわゆるコミュニティマネージャーのお好きなスイーツをオススメしてます。
その方が好きなケーキを「みんなで食べよう」と言うとそこに人が集まるし、そこでみんなが「美味しい」と言い合えば、シェアできる喜びがある。私自身もそこにいて、光景を見るだけで嬉しくなる。
ケーキは、読書会のテーマから決めることになりました。ハチドリの滴の話がでて、森に水を運ぶという内容から、森をテーマにしようという流れになりました。
森→グリーン→抹茶→抹茶のモンブランタルトという流れになりました。時期的に、クリスマスツリーをかたどったタルトになりました。
また次第にお話ししていくうちに、アップルパイがお好きだという話から、ちょうどその時、共通のお友達である武井さんから、りんご狩りをした時のりんごを頂いていたので、よしこれでアップルパイを作ろうと決めました。
また、ガトーショコラ、チーズケーキもお好きと伺ったので、チョコ系のショコラテリーヌと、シュトーレン風バスクチーズケーキになりました。
きよまーさんからは、「私が作ってみたかったケーキ」を作ってほしいと優しい提案もあって、ロールケーキにしようかと思っていたのですが、それはまた次回に。
当日、会場に向かうと、きよまーさんが待っていてくれて、「初めてなのに感動の再会」みたいな感じでした笑。共感は、関係性を縮めるものかもしれません。
続々と参加者が来られて、集合したときに、きよまーさんが私のことを紹介してくれたので、「なぜケーキのGIFTをやっているのか」「今回のケーキのテーマ」をお話しさせて頂きました。
そのおかげで、皆さんから話しかけて頂き、初対面の方ばかりでしたが、楽しくお話しできました。
その中でも、お仕事やイベントでご一緒した方もいらっしゃり、繋がっているんだなーということを実感します。不思議なものです。
そして何より、きよまーさんが大人気でした。来る人来る人がみんな挨拶に来ていたので、「すごい人気ですね」と言うと、謙遜されてましたが、まさにコミュニティの中心人物。
その後、きよまーさんがいない席で、どのような方かお話しを聞くと、「いろんなグループに顔を出して関わりをもってくれて、みんなの話をよく聞いてくれた方」という声が多かったです。
きっとそういう振る舞いがみんなに安心感を提供されていたのだと。初めて会った場で皆さんの喜びが爆発したのもよくわかります。
シンプルに表現すると「頼まれたケーキを持っていった」のですが、私自身の感覚は、私も読書会メンバーの一人として受け入れてもらい喜びをわかちあった」と思います。
それくらいみんな開いている状態で、オープンに接して頂けたことが本当に嬉しかったです。
私の活動は一般的にはマニアックな分、声をかけて頂ける方が懐が広く、包み込んで頂いてる気がします。
その気持ちに応えたくて、自分なりに一生懸命スイーツを作る、それを届けて喜んでもらえる。また知り合いが増えていく。
そんな循環にニコニコしながら(実際はニヤニヤ)、国分寺から、帰りの車を運転したのを覚えています。
ケーキを届けたことで、たくさんのGIFTを頂いた気がします。本当にありがとうございました。お食事もとても美味しかったです。
ブログをお読み頂き、ありがとうございました。
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