Sweets&Suitesという屋号で個人事業主としての活動を振り返ってみて、本当にありがたいと感じる1年でした。
私にスイーツを頼んでくれたみなさま、本当にありがとうございます。
また興味を持ってこのホームページをみてくれたり、応援して頂いてる方々に感謝します。
「GIFTしたい!」と思っている私に対して、「GIFTされたい!」と連絡してくれる状態があって初めて成り立っています。
お礼として金額を決めて頂いた共感コミュニティ通貨eumoを頂く、ということを始めてみましたが、今はeumoだけでなく、いろんな形での返礼GIFTを頂けるようになりました。
一般的には、スイーツという商品価値の対価として、お金を払う、というのが普通であり、マーケットで比較された上で商品を選択していただくのだと思います。
場合によっては、製造者側が上の立場で、売ってあげてたり、または消費者が優位な立場で買ってあげてる、こともあるかもしれない。いやいや、お互いwinーwinがいいんですよ、という人もいると思う。
目指したくなったのは、上とか下とかじゃなくて、勝ちとか負けでもない世界。
あげたいからあげる、GIFTしたいから続けられる、そんなことが出来たらなって少しずつ思い始めました。
私が体感している中で、共感資本とは「想い出を大事にすること」なのではないか。
「想い出作り」とは何か?これを来年も深めていきたい。
一緒に楽しい想い出に関わりたい、ということなのかもしれないし、
自分がそこにいた証としての自分のための作品づくりのような気もする。
想い出が一つのアウトプットだとすると、インプットは何だろう?と考える。
「想いが出る」の反対は、「想いが入る」
「想い入れ」。これも自分の中でのキーワードになりそうです。
最近言われて嬉しかったことは、
「ゆうたさんが作るスイーツは、自分自身が楽しんで作っているのが伝わって来て、エネルギーを感じる。そこに人が共感して、伝播して、循環が起きているのだと思う」と。
スイーツを作るのに何か「気」をいれる儀式があるわけではく、普通に作業工程を進めてはいるのだけど、喜んでもらえるイメージができている時は、作るのがとても楽しく上手くいく。
逆に、不特定多数に作るような場合だと、少しパワーダウンする気がする。そんな時は、多数を頼んでくれた依頼人の顔を思い浮かべるようにする。その人が配る時に喜びを感じてもらえるようなシーンを思い描く。
その想い入れの時に必要なのが「共感」なのだと思いました。
共に感じること、同じ感覚になること。この人に、または、この人が贈りたいと思う人に贈りたい、そう感じることができるスタート地点が大事なのだと思います。
すると、まるで家族や親戚に贈ったかのような感覚になるのです。
最近は、「○○ケーキをお願いします」という種類での依頼と同じくらい、「誰にどんな感じで贈りたいのでお任せします」という依頼が増えてきました。プレッシャーはかかるけど、シンプルに嬉しい。任せて、信頼してもらえてるのだと思っています。
来年は、新しい展開を考えています。
また何かの形で繋がって頂ければ嬉しいです。
まずはゆっくり年末を過ごして、ボーッとしながらもやりたいことに思いを巡らせていきたいと思います。
寒くなってきましたので、お身体にお気をつけください。
読んでいただきありがとうございました。
*写真は、先日訪れた糸島の海です。朝日がとても綺麗なところでした。
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