先日、天外塾の共感通貨ダイアログ最終講でお届けしたケーキです。
北海道らしいケーキをお届けしたいと思い、メロンを使ったタルトにしました。東京からはフロランタンを持参しました。
メロンは札幌の中央卸売市場に行き、お店のおじさんが、富良野メロンと夕張メロンのパックを勧めてくれて、両方購入しました。ただ、どっちがどっちか色では見分けがつかず、シールを貼ってもらい、わかりました。
平日だったので朝は比較的空いていて、海鮮丼を食べてからニセコに向かいます。
タルトはタルト台だけ東京から持参し、eumoハウスニセコでメロンを乗せるという調理をさせて頂き、講座に間に合いました。場所と時間を超えた手作りスイーツ?なのか笑
今回、どのように東京から持参しようか迷ったのですが、前日移動があったため、賞味期限を考えると、タルト生地、焼き菓子を持参し、当日カスタードクリームを載せることにしました。
タルトの材料としてeumo加盟店のハコニワファームさんの卵を使っていて、ちょうどそこに與良さんがいらっしゃって、eumo加盟店リアルコラボが実現しました。
共感通貨ダイアログの最終講ということで、eumo代表の新井さんからニセコ町での取り組み、共感資本社会についてお話しがありました。
過去の取り組みなども詳しくお話しがあり、今まで何度かお話を伺っていたものの、より深く新井さんのお話しを聞くことができました。
特に困っている人や、明らかにおかしいことに対して向かっていく姿勢は尊敬します。ただ、「当たり前のことがなぜ当たり前にできていないのでしょうね?」という事を突きつけられている気もします。
今回改めて感じたことは、天外さんも、新井さんも、常に動き続けていらっしゃるので、「(ある点をみて)マネしよう」とか、「わかった気になる」のはやめよう、と思いました。
もちろん、学ぶべきことはたくさんあるので吸収したいと思いつつ、これはマネできることではないなと。時間軸としては未来に向けた活動に見えていますが、今を大事に紡いでいて、それが過去から繋がった一連の流れになっているように見えたのです。
なので、少し私がかじったからって、今、自分が直面している課題をすぐに解決できるわけではないし、これから未来に種を植えていても花が咲くともわからない。
でも、大事だと思うことは続けていくのだと思うし、新井さんのニセコでの活動は美しい花が咲き初めているようにも感じます。
結局は自分がどう感じて、動くのか、ということのような気がします。上手く表現できないのですが、自分を味わい、より深めて行こうと思います。最近はあまり考えもせず、ボーッとしている感じなので、ある意味自分っぽいかもしれないと思い、ふわふわしながら生活しています。
写真はニセコで見た夜空の写真で、全然キレイに撮れてないですが、実際はプラネタリウムよりもくっきり星空が見えました。
尊敬する天外さん、新井さんと一緒にこの夜空を見上げていた時、少しだけですが、自分が宇宙の流れに乗るという感覚を味わった気がしています。
ニセコから帰ってから、なぜかスイーツの注文をたくさん頂くようになり、不思議な出来事だったなと思います。
もう一つ、「e旅納税」というふるさと納税がとても画期的でした。
スマホもしくはパソコンから入力するだけでふるさと納税がニセコ町にでき、しかもその場で地域通貨を受け取ることができます。その地域通貨はユーモのプラットフォームを使っており、nikoという名前で自由に使うことができます。
私は普段は、ふるさと納税でホテルの割引券を頼むことが多かったです。その場所に旅行に行って泊まるとその土地を体感できるため、納税をしたということの記録にもなるような気がして、旅にお金を使うようなことをしていました。
e旅納税がすごいのは、その場で地域通貨が受け取れるということです。それを宿泊費に回してもいいし、もし余れば近くのお土産屋さんに行ってお土産に変えることもできます。また、お腹が空いたら飲食店として使うこともできるという。
ふらっと、ニセコに来て、ちょっと使ってみようということができるのはすごくメリットだなと思いました。必要な金額にあった納税をすれば良く、私は宿泊に当てることができました。
この仕組みは他の自治体でも採用されてもいいかなと思いました。ふるさと納税自体あまりやらない方にとっても、スマホで電子マネー的なものが苦手だと感じる人にとっても、一度仕組みを理解すれば一時的にお金は払っても後で戻ってくるので、いろんなことに活用できると思いました。
ぜひニセコに行かれることをオススメします。
読んでいただき、ありがとうございました。
コメント