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マスクの下の笑顔を見たい時にはケーキ

会社の1〜3年目の皆さんに、組織の中での役割や周りの社員がどんなことをしているか、説明する会がありました。


複数回にわたり、様々な部門が、それぞれ工夫して出し物を考える中、私たちのグループにも順番が回ってきました。私はその企画を考えるメンバーでした。


基本的に、私は会社のマジメなイベントにはそぐわない人間だと思うのでマジメな内容であればマジメな人が考える方がいいと思っています😀


ただ、ちょっと工夫とか足してもいいよーというような時には顔を出していて、今回も意図的に足しちゃいました。


毎回、若手社員は出社しなければならず、せっかく来てくれたから、お土産的な意味も込めて、ケーキを出そうかなあと考えてました。


するとタイミングよく、仲の良い若手社員からも「ケーキを持ってきて欲しい」という声が。


その理由が面白かったんです😊


同じ会社で近い年代が集まるのにも関わらず、会議室は基本的にマスク着用なので、集まって雰囲気はわかるけど、顔や表情がわからないというのです。


確かにそうだ😳


ケーキを食べる時はマスクをずらしたり、外したりします。すると、当然その人のお顔が見えます。


そしてケーキは食事に比べれば少量です。会社ではお酒も一緒にはのまないので、大声で長時間話すこともない。


また、ケーキを食べるときは基本表情が柔らかい。怒ってる人は見たことがないです

信頼のホルモン、オキシトシンが出ちゃってます。


多くは語りませんが、その若手社員は、気になる異性の社員がいるときに、その顔を見てみたくなるという気持ちがあるようでした。


それならば、喜んでケーキを持っていきます。と伝えました😊彼の人生を左右するかもしれません。


そして持っていったケーキはチョコレートタルトにしました。自分でもお気に入りです。





会の終わりにみんなで食べよう、と思っていたのですが、時間配分的にケーキを切るのが間に合わない。ならば冒頭から準備しようと思いました。


プレゼンが始まる中で、横でケーキを切る男。それはきっと若い社員は見たことない光景だったに違いない。でも、そんなことを気にする余裕がなく、ひたすらチョコタルトを分けていきます。


そして、その日はスゴイ雨の日で蒸し暑く、保冷剤を入れてても少し溶けてきてました。

チョコと格闘する様子が自分でも笑ってしまった😅


個人的には、「あ、ケーキだ!」的に沸くかなと思ったのですが、さすが我が優秀な社員達。表情を崩さず画面に集中しております。


感情を閉ざす魔法でもかけられているんじゃないか、と思うくらい、個人的には反応が薄いように感じ、「いいのよ、心を開いても」と思う私の心の声はきっとそのうち届く日が来ると信じてます😁





それくらい会議室って、ちょっと異常な光景な気がするんです。もっと楽にしていいと思うんですよね。それが私の役割なのかもしれません。


でも、会が終わって少しずつ声をかけてくれる人もいて、美味しかったです。とか、ありがとうございました。と言ってもらうとやっぱり嬉しいです。


初めて会う人達も、ケーキを持ってきた人という記憶はずっと残るかもしれませんね。


そんな中、彼はどうなったかというと…

みんな、そして気になる人の笑顔が見ることができたようです😆


もしかしたら、現代における社会貢献活動になるのかもしれないと思ったイベントになりました。

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